米子市民劇場 2025年5月例会

劇団文化座公演  母

2025年6月1日(日)
開演 夜7時 米子市文化ホール(米子駅前)


「ほれっ!多喜二!もう一度立って見せねか!みんなのために、もう一度立って見せねか!」

 1933年2月20日。小説家小林多喜二が特高警察によって虐殺された。拷問跡の残る遺体に、
多喜二の母セキは寄り添い、ずっと頬を撫で擦っていた。
 貧しさの中、学校へも通えず、13歳で結婚。秋田から小樽へ移住し、懸命に働き六人の子を育てたセキ。
そんな母の姿を見ながら、小林多喜二は小説を書いた。貧しく虐げられた人たちのことを思い、書き続けた。
 晩年、セキは息子多喜二を語る機会を得る。母さんを人力車に乗せて、この(小樽の)通りを走らせてやりたい
と願った、多喜二青年の夢と愛の軌跡―――。無学の母は、問われるままに語り始める・・・。


原作:三浦綾子 脚本:杉浦久幸 演出:鵜山 仁

出演者: 佐々木愛 藤原章寛 姫地実加 萩原佳央里 市川千紘 深沢 樹 神﨑七重 小佐井修平


 米子市民劇場 2025年5月例会
  母
  2025年6月1日(日)
  開演 夜7時 米子市文化ホール(米子駅前)